「V」と共に生きる

V系メインの音楽ブログ

神使轟く、激情の如く。ー夏声蝉時雨


【PV】『夏声蝉時雨』- 神使轟く、激情の如く。 - YouTube


https://music.apple.com/jp/album/%E5%A4%8F%E5%A3%B0%E8%9D%89%E6%99%82%E9%9B%A8-single/1473576834

こんばんはひいろです

2個目の記事にしていきなりヴィジュアル系じゃないという暴挙ですが張り切って参りましょう

 

「曲」レビュー

イントロ

ストリングスからの入りとともにバンドアンサンブルがコード感でもって押してくるパターン

ストリングスがアルペジオを奏でて竿隊は白玉で厚みを持たせるの、嫌いじゃない

 

メロディー1

この部分では続くメインリフへの期待感を煽るような役割を担っているけど、このメロディーが真に輝くのはもう少しあとの話

ギターの刻みともマッチしてるのは流石としか

 

続いてメインリフ

ギンギンに鳴り響くシンセと4つ打ちビートに載せるハードリフでテンションぶち上げ

思わず頭が動くのは生まれもっての性

 

メロディー2

伴奏はメインリフのまま

韻を踏んでいくスタイル

ここはツーステですかね足痛いから出来んのですが

 

メロディー3

小節頭にキメを入れつつメロディー2よりもメロディアスな仕上がり

サビへの繋ぎをしっかり担うパート

右chのギターがオクターブ奏法→ハイポジのブリッジミュート混じりリフと展開していくのがお約束通りでアツい

 

サビ

某バンドの夏ソングっぽさを感じてしまうメロなんだけどあくまで方向性が一緒程度かなーと

ギター陣が右chがクリーンでアルペジオ、左chはクランチ程度の軽い歪みでコードストロークディストーションサウンドで攻めない点が割と好き

 

ブレイクダウン

超胸熱ポイント

試聴の段階で「おおっ!」となった

その真価はやっぱりライブ

初めて生で聴いたのが高田馬場CLUB PHASEでしたが、超絶気持ちいいブリッジミュート音に一発でノックアウト

1音目の「ゾンッ!」が自分の語彙力では表現できないベストサウンドです

 

ラップパート

さらに畳み掛けてくる新メンバー二日よい子氏の舌巻き巻きなラップパート

前任の赤担当がいた時代にはまだライブ行ったことがなかったので比較出来ないけど、強力な武器を一つまた手に入れたなといった感

中盤の「ya ya!」で溢れ出るV系の習性から折り畳みが発動してしまうのはご愛嬌

ファルセット混ぜたりとテクニカルな仕上がりで今後の楽曲にも期待が膨らみます

 

メロディー4

涙染あまね氏パート

上がったボルテージを激情はそのままに一旦クールダウンさせる頭4小節と攻撃再開な次の4小節

ドラムの4つ打ちとゴリゴリのベースにギター陣の不協和音と定番中の定番な美味しいパートをありがとうございます

「そしてそっちの水が~」以降ではがなり混じりな歌唱を披露

以前音源を聴きながら自分の歌い方に納得いっていなかった姿を思い出し、今回のこのパートについて満足いったかどうか聞いてみたいなと

確実に成長しているのを、まだそんなに知ってから経ってはいない身ですが感じますな

 

メロディー2

再び登場

メインリフをここでは使っていないのが演奏陣泣かせ

1回目では韻の踏みが印象的でしたがこっちでは特に無い感じ

 

メロディー3

1回目と同じくメロディー2から続くこのパート

右chのギターが1回目と少し違う事弾いてるのが凝ってるなーと

 

サビ

2回目サビ

1回目との差は切な目の歌詞

このままギターソロへ

 

ギターソロ

ロングトーンで美メロを聴かせ、速弾きへと移行というド定番に美味しいソロパート

あと8小節くらい弾きまくってくれてもかまいませんのよ?

もう1回ロングトーン→上昇フルピッキングフレーズ辺りが無難だけど美味しいよね

 

メロディー1

多用することが嫌いなワードだけれども、敢えて使う、この楽曲中1番の「エモい」パート

ピアノ伴奏オンリーからのタム回しでドラム in

歌い手が生牡蠣いもこ氏に切り替わってのギター「ダーダッ!」×2といってグリス挟んでダウンの刻みをぶち込むというこれでもかという様式美攻め

作曲者さん本当にいい仕事してますねぇ

「誰かの不幸も君の不安も」のエモーショナルな歌唱で生牡蠣いもこ氏がもつ表現力の高さを存分に味わえる素敵なポイントでもあります

 

サビ

ラストサビ

頭4小節でドラムがタイトにロールしているのがこれまたあったまるパート

こういうのこそ生演奏が映えると思いませんか?

 

オチメロ

エモい(2回目)

ここはもう言葉を尽くすより感じてほしいです

「この夏は全ていただく」の裏でドラムのみに一瞬なるのがしっかりとツボを抑えた仕上がり

 

メインリフ

グリスを入れて最後のリフ攻勢

後先考えず暴れ倒すのが礼儀でしょう

〆のブリッジミュート音、ここも良い音造りしてますよ本当に

 

総評

神激がこの夏へと放つキラーチューン

新メンバーの魅力と武器を手にそれぞれの成長も感じれるような素晴らしい作品でございます

普段アイドル界隈を聴かないような人(自分もそうだし)にもしっかりと刺さり届くパワーを秘めていると思いますのでぜひ御賞味あれ